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2007年03月13日 21:24に投稿されたエントリーのページです。

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旭川の未来

先週一週間程、アメリカのボストンに行って来ました。
今回の旅行は文部科学省から科学研究費を頂いて、「数理美を生かした彫刻的な造形作品制作研究」の調査のために行って来たものです。
視察して来たところは、ボストン科学館・ハーバード大学・マサチューセッツ工科大学とボストン水族館等が中心でした。

先ず科学館については、アメリカだけでなく国際的にも高く評価されている展示がなされていると日本で耳にしておりました。それは入館者が展示品である教具を手に取って触わったり、実際に動かして学ぶことが出来るものとのことでした。
しかし実際に見て、これらの展示方法は、私達が1998年に秋山仁教授と旭川に於いて企画したマセマティカルアート展に比べると、質に於いても量においてもそれ程のものでもありませんでした。

次にハーバード大学・マサチュ-セッツ工科大学について、さすがに世界の教育機関を代表するだけのことはあり、設備の面でも環境の面でも教授陣の面でも日本の教育機関のそれを大きく引き離している感がありました。
ハーバード大学に於いては附属の美術館・博物館を5つも持っており、工学系を学ぶ者にとってこそ大切な調査・研究施設となっているそうです。
またマサチュ-セッツ工科大学に於いても、大学の研究施設の建物自体が芸術作品のような様相をしており、附属の美術館に於いては現代アート領域の作品までが展示されていました。
そして、この施設を工学系の大学が維持していることについても、日本では考えられないことでした。

最後にボストン水族館については、ある意味で今後の旭山動物園人気の維持をしていく為のヒントが多く隠されてたように、感じました。
余談ではありますが今回、ジョン・F・ケネディの記念館にも立ち寄りました。ここを視察して、アメリカ人が最も尊敬している大統領がJ・F・Kだと言うことの意味を深く知ることも出来ました。
また、逆に考えるとボストンの環境がJ・F・Kを生み出したとも言えるのではないかと強く感じました

実は西川市長と5~6年前より、旭川の未来についてよく語り合っております。
その中でも二人ともに意見が強く一致していたことが、ボストンのような環境の学園都市でありながら経済や研究活動も盛んな都市に旭川をして行きたいとの思いでした。
今後、私も東海大学での教育活動は勿論のこと、それと同時に地域経済活動に於いても藝術家・デザイナーの立場として協力して行きたいと考えております。

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コメント (2)

渡辺敬雄:

おおむね共感できるのですが,多くの人に理解される人となる為には、少しさめた目で見ることも必要なのでと思います。私の知人に萄雅彦と言うかたがい少しはみならんでみては・・・・

神崎実:

渡辺様

コメントありがとうございます。
萄雅彦さんの表現は私も好きです。
ただ見習うことも大切だとは思いますが、そこから個性やオリジナル性を追求することも同時に大切だと思っております。
渡辺さんが言われているように、多くの人に理解される人に成ることも意味あることだと思います。
そのことと同様に少人数でも、深く理解してくれる方がいらっしゃるのであれば、それもまた意味のあることだと思っております。

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