先だって行われた旭川市議会議員選挙にて、市職員を辞めて立候補した田中博さん本人が公職選挙法違反(供応買収)の容疑で逮捕された。
旭川市では前菅原功一市長の選挙の時にも、市役所幹部職員が公職選挙法違反の容疑により複数人逮捕されているので、対外的にも誠にお恥ずかしい話である。
また、私としてはこのことが氷山の一角でないことを望んでいるが、少し不安要素もある。
それはこちらに来てから強く感じていることとして、利権・談合が当然のように行われていた実態があるからでもある。支援者は候補者を議員にさせるため、政治献金を寄付することによって当選後の見返りを求める場合もあっただろう。候補者はその献金を資金にして選挙に臨む。そして当選すればその見返りとして、公的な仕事を支援者の企業等にまわす場合もあっただろう。
その証拠に、4~5年前の旭川市での公共事業の入札額は落札予定額に対する割合で平均99%を超えていた。その後、公正取引委員会から国内で初めて、公共事業に対する市内指定業者の入札禁止命令が下され、数ヶ月間一切の入札が出来ない状況だった。
それなのにその後、入札額の落札予定額に対する割合が全国平均で80%を下回ったにも関わらず、この地域では未だ90%を超えているのが実態である。
本来なら市議会議員の仕事として不正入札が行われないようにチェックしなくてはならない筈なのに、殆んどチェック機能が働いて無かった様である。それどころか一部では、市道を造成する時に支援者や支援企業が有利になるような土地の買収も行われていた疑惑がある。また酷い市議になると、自ら公的に買収予定の土地を知る権利を悪用して、関連企業や血縁者に事前にその土地を購入させていた疑いもある。
これらを立証することは極めて難しいだろうし、時間も要することだろう。
反面、今回の田中さんの逮捕も前深川市長の逮捕も、現金の供応買収と言うことでは取り締まることも検挙することも前例に比べれば容易だろう。
しかし、私として強く感じることは、頭を使い要領良く不正なことをしても検挙されることも無く、何食わぬ顔で生活している人々を見ていると、無性に腹立たしさを覚えるのである。
それは私が要領悪く、頭もそれ程良くないので、彼等に対する嫉妬心から来ていることかも知れないのであるが・・・。