1853年のペリー来航から155年を経た今日、旭川市にリュシエンヌ・ペリー(スイス・ローザンヌ アール・ブリュット・コレクション館)館長が来旭され講演された。
その講演内容は私が今までこの国で問題だと思っていた、そのものでもあった。
それをペリー来航以降、軍都となり保守的な街の旭川で「枠に嵌まった教育は必要ない」との意味合いの講演だった事もあり、「旭川にペリー来航!」とのタイトルにした次第である。
講演内容は中身の詰まった、今後の世界のあり方を示唆してると考えられるものでもあった。
・アール・ブリュットの作家達の作品に嫉妬する作家が多いこと
・アート(芸術)と言う認識が存在しない世界
・描き方やつくり方を教えない教育
・彼等の行動自体が反逆的(平和的)
・他人の評価を気にしない表現
・作品の価値
以上のことが私としては気になった内容だった。
今後ひとつひとつについて解説すると共に、私の考えを書き込みたい。
先ず
・アール・ブリュットの作家達の作品に嫉妬する作家が多いこと
アール・ブリュットの作家達の作品制作に対する姿勢はそれをやりたいからやるのであって、お金になるからとか飯の為になるとかを考えて制作している訳でもない様である。
また、彼らは制作された作品に評価を求めている訳でもない様なのだ。
多くの作家が他人の評価を気にしたり、どれ位の値で取り引きされるのかを気にしているものである。
それは当然のこと、現代社会の中で生活していく為に大切なことでもあろう。
しかしながら、そのことが作品制作する時の作家に何らかの影響を与えることも考えられる。
自分が作りたい筈の作品を、他人の評価を気にしながら制作しなければならない状況に置かれる訳である。
それに対してアール・ブリュットの作家達が、他人の評価を気にすることもなく制作することが出来ることに、多くの作家は嫉妬することがある様なのである。
つづく